【SV S22 最終229位レート2032】ほっすりアンコパーモット

なこです

 

S22(レギュレーションH)において自身最高のレート2032をとることができました。

軸として使っていたパーモットが特に強く感じられたため、使用していた型とレギュレーションHにおけるこのポケモンの立ち位置について解説していきます。

また、並びの一例として使用したパーティを記事の最後に簡単に紹介します。

 

【使用したパーモットについて】

持ち物:気合のタスキ

特性:自然回復

テラス:ステラ(鋼と使い分けていた)

145-167(252)-90-*-81(4)-172(252+)

インファイト/叩き落とす/ほっぺすりすり/アンコール

 

技範囲が優秀、強力な追加効果持ちで引きにリスクをつけられ、高いSでアンコールを覚えるにも関わらずアンコールのHome採用率10数%

以上に尽きる。

 

基本的に初手に投げて展開を作っていくわけだが、使用率上位に対して初手対面の流れを具体的に見ていく。

  • 対ブリジュラス
    インファ→インファ
    型の多いブリジュラスの上から打ち分けられる一致インファを打つことができる。
    上から麻痺を撒けるためテラスも切られ辛く、ジャポでもない限り対面突破可能
  • 対サーフゴー
    • CSスカーフ/眼鏡型
      叩き→叩きで対面突破可能
    • HB隠密/残飯型
      叩き→叩きを耐えられるので、叩き→ほっすり→ガチグマ引き
      シャドボ連打でバグらないと対面は負けるが、隠密は初手悪だくみしてきたり、ほっすりのタイミングで再生を押されることが多く、パーモットを残してガチグマに引けることがほとんどだった。
  • 対ママングライ+高速アタッカー
    アタッカーが鉢巻ドラパ以外の場合のみ選出(マスカキョジの有無,サフゴの重さから判断)
    ママンorドラパから来た場合、叩きと電光走撃の両ケアが無理
    グライの場合も叩き→守るをアンコールで裏に叩きを入れられる
  • カイリュー
    叩き→引き
    不利な型も多い。
    カイリュー側はほっぺすりすり→冷凍パンチを一番警戒してくるので、隠密ラム以外は地面テラスなり何かしらアクションをとってくる
    裏との相談で叩き引きか即引きでテラスリソース切らせてどうかという感じであった。
  • その他初手展開要員
    2000付近でも、壁やステロにアンコ決まることが普通に多かった。裏に叩きが通りだいたい勝っていた。
    デカヌチャンにインファインファでオボン以外落とせるくらいの火力はある。

特に、隠密貫通して麻痺撒けつつほとんどのブリサフゴにテラス切らずに有利とれるのがこのポケモンしかいないはず。

また、ステロを撒かれない展開になりそうな場合、初手テラスポケモンの裏において麻痺アンコから裏につなぐ動きも強力であった。

とは言え並び次第では出せない場合もあるので、そこに強い別軸を構築に取り入れる必要がある。

 

【S22 使用構築について】

パーモットの裏・別軸に必要な要素としては、

①高火力トリプルアクセル持ちや神速カイリューへの受け

ガブリアスドラパルト等のパーモットからの引きが安定しない場合に強い別軸

③麻痺ポケモンを起点にできる積みアタッカー

④物理高耐久を崩せる特殊高火力

があげられる。それぞれの役割は見ての通りなので割愛。


【パーモット軸の今後の展開について】

S23の予想として、グライオン、ヘイラッシャ、アーマーガアあたりが増えると予想しており、範囲を狭くしたパーモットとセグレイブの通りが悪くなりそう。

また、終盤で増えた地面テラスカイリューやガブドラパその他地面の使用率が高くなるようであれば、このままのこのままの初手襷は動かし辛くなる。

テラス切らない物理電気は唯一の性能ではあるため、拘りスイーパーの運用のほうが通るかもしれないとか思ったり。

また、ママングライ側のノマテラガチグマの処理ルートも間違いなく新しくなっていくため、流行りの処理ルートを見極めて強い動きを用意する必要があると思う。

 

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最後まで別に好きにはなれなかった

 

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